そもそも、消費税増税でどれだけの負担が増えるんでしょうか。個人事業主は首をくくりそうな勢いですが、庶民の生活にどのような影響があるのか。考えてみました。
消費税増税5%のおもみ?
消費税って所得によって支払う額が一定で素晴らしい制度だと思うんです。凄く平等じゃないですか?職業や収入なんて気にせずに使ったらつかっただけ支払うんですから、とても公平なものだと思います。
はたしてそうなのか
凄く単純なことなんですけど、毎月100万円の支払いのある富裕層は10%になったとして10万円の消費税を支払うわけじゃないですか。それだけ支払いのある富裕層は事業主が多いから経費で落としてる!なんて細かいことは無しにして、10万円。
じゃあ毎月10万円の支払いのあるいわゆる貧困層は1万円の消費税を支払っているわけじゃないですか。支払いにおける負担はともに10%なわけです。1割。
贅沢をすればしただけ支払いが増えるし、節約すればしただけ支払いが減る、まさに平等です。
でもね、ここは貧困層側の意見ですけど、100万支払える人の10万円と10万しか支払えない人の1万円じゃ富士山級の違いがあると思いませんか?
富裕層が消費税5%増えるってことで節約する場合
富妻「消費税が5%も増えるのね。じゃあワインのグレードをワンランク下げなきゃいけないわね。」
富夫「おいおい、そりゃないよ。ワインぐらいはいつものままでいいだろ。」
富妻「じゃあ私のランチ代もそのままでいいかしら」
富夫「こりゃまいったなー」
富妻「ウフフ」
貧困層が消費税5%増えるってことで節約する場合
貧妻「消費税5%とかマジキチだわ。もうあんたの発泡酒禁止な。」
貧夫「おいまじかよ。じゃあ何飲めばいいんだよふざけんな」
貧妻「水でもお茶でも飲んどけや。」
貧夫「稼いできてんのは俺だぞふざけんな」
貧妻「弁当も抜きにすんぞこら」
たかだか5%でも死活問題な人もいる
今回はお酒でたとえてみましたけど、これがカレーの鶏肉だったり、子供のお弁当のおかず1品だったりするわけですよ。生活ランクを多少落としても生活できる富裕層と、これ以上落としようがない貧困層まで一律、平等に税金を頂くってのは本当に正解なんでしょうかね。
稼いでる富裕層が悪いわけではないですし、かといって貧困に陥ったのは自己責任なんだからって弱者を見放すのもどうかと思うし。
生活必需品のみ0%にしろだの、累進課税を導入しろだの言われてますけど、それをすることによる弊害なんかも色々と考えなくてはいけないわけで、だからと言って今回の消費税増税を肯定する意見にはならないんですけどね。
平等ってなんですかね。
上のリンク先に平等ってなにさってのが分かる記事があります。是非一読ください。
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